カウンセリングについて
カウンセリングはどんなことをしているのか?
基本的には、心理療法をおこない、
話を聴いていきます。
他の民間のカウンセリング、病院や
保険がきくカウンセリングと何が違うか?
介護もうつも経験してたくさん失敗して
辛い経験をしたからこそ自分にしか
伝えられない言葉があります
だから、共感も沢山できると思います。
話を聴くなかで、クライエント
自身で課題に気づいてもらうことが
ベースになります。
ものの見方にクセがある場合、
どのようなクセなのか自己点検し、
そのクセが課題にどのような影響を
及ぼしているか考えていきます。
たとえば、うつ病の方は完ぺき主義で、
まじめなタイプが多いと言われていますが、
その完ぺき主義のせいでストレスを
強く感じていないか、自分を振り
返ってもらいます。
そして、「完ぺきでいないと気が済まない」
という自分のものの見方のクセを分析し、
ストレスの原因となっている場合は、
改善をうながしていきます。
・カウンセリングで得られる効果は?
カウンセリングにおいて、患者様は
カウンセラーとの会話の中で、
自分の課題に気づいていくことになります。
例えば、うつ病の方は真面目で、何事も
完璧にやらないと気が済まない性格の方が
多いと言われていますが、その生真面目な
性格から強いストレスを感じてないか、
患者自身に振り返ってもらいます。
そして、よりバランスの取れた
ものの見方です。
メンタルヘルス不調で悩む方は、
周りの人にも辛さを話せないまま、
自分の中で苦しみを抱えていることが
多いです。
自分の気持ちを誰かに吐き出せると
気持ちがスッキリし、心が楽になります。
漠然と悩んでいたことを根本的に解決に導ける
相談に来る前は、「漠然とした大きな悩み、
解決の見えない問題」となっていることが、
カウンセラーと話しているうちに整理され、
何が本当の原因でどういう考え方をしたら
いいのか、という悩みの本質的な解決が
目指せます。
自己理解が高まり、病気の再発防止につながる
第三者であるカウンセラーとの対話を通して、
自己理解が進みます。患者様が
自分の考え方や行動を少しずつ修正していく
ことで、病気が再発しづらくなります。
職場の人間関係が楽になる
カウンセラーは、患者の話を聞きながら、
患者の周りにいる人のことも冷静に
分析しています。
問題の原因が患者自身だけでなく、
患者の周囲の人間にも関係している
ケースがあるからです。
私にもできるかな?
僕がうつの時、イライラして暴言吐いても、
悲しくなって泣いてもカウンセラーの
先生はいつもニコニコされていて
「大丈夫、大丈夫」と安心させてくれました。
その先生は答えを教えずに僕が気づくように
いつもカウンセリングしていました。
当たり前になっている習慣やパターンの
存在に気づくきっかけのひとつとして、
カウンセラーとの対話が役に立ちます。
対話の中で、自分の人生の一部でもある
習慣やパターンの意味がわかると、
今までのねぎらいの気持ちが生まれたり、
新しい手段を探したり、
古い習慣を手放す気持ちになれたり。
このように、今まで気づかなかったことに
気づく」それが「変わる」ことになるのです。
人は気持ちが混乱したり、自分の気持ちに
蓋をしたり、遠ざけたくなることもあります。
けれども、どんな感情にも必ず意味があるはず。
いい感情も、よろしくない感情も、大切な
自分の一部として受け入れてあげましょう。
自分の気持ちに「気づく」ことは、
自分の感情を大切にすることですし、
自分自身を肯定できるように
「変わる」ことでもあります。
カウンセリングでは、自分の気持ちに
向き合い、自分の感情をわかっていく
お手伝いができます。