昼夜逆転になる前に改善しよう
うつ病の方が眠れなくなることは
よくあります。
お客さんの悩みで、
「睡眠導入剤を飲んでも眠くならない」
「昼夜逆転してしまう」という相談も
多くあります。
このブログを読むと寝れない時の障害と
その対応がよく理解できます。
寝れない理由を単刀直入に言うと
生活習慣や考えを変えリラックスすることです。
うつ病の症状は一般的に
「気分が落ち込む」「やる気が出ない」
といったものとして知られていますが、
実際には睡眠とも密接な関係があります。
実際に、うつ病の患者の80%以上が
不眠に悩んでいます。
不眠のタイプには入眠障害
(寝つきが浅い)
中途覚醒
(途中で何度も目が覚める)
早朝覚醒
(早朝に目が覚めてしまいその後眠れない)
熟眠障害
(十分な時間寝てもスッキリしない)
などがあります。
特に「入眠障害」と「早朝覚醒」は、
うつ病の患者によく見られる特徴的な
症状です。
これらの不眠症状が出ているかどうかは、
うつ病を疑う際に重要な要素となります。
眠れない場合には、以下のような
対処法があります。
まずは考え方や生活習慣の改善から試してみましょう。
・睡眠時間にこだわらない
自分に合った睡眠時間は人それぞれ異なるため、
必ずしも7時間などと固定する必要はありません。
・眠くないときに無理に寝ようとしない
ベッドに入っても眠れない場合は、無理に
寝ようとせず、リラックスして過ごすことも
大切です。
・生活習慣の改善毎日同じ時間に起きる
朝散歩など適度な運動を行う
快適な寝環境を整える
(適温に調整する、自分に合った寝具を使う、
遮光カーテンを利用するなど)
・夕方以降のカフェイン摂取を控える、
寝る前のスマホやパソコンの使用を控える、
寝る前のお酒やタバコを控えるなどが効果的です。
・眠れない状態が続く場合には、
自己判断せずに医療機関の専門家に
相談することをおすすめします。
適切な治療を受けることで、
より健康的な睡眠と心の安定を
取り戻すことができます。
まとめ
うつ病の人々は眠れなくなることが
よくあります。
寝れない理由は生活習慣や考え方を
変えることが重要です。
不眠はうつ病の特徴的な症状であり、
入眠障害や早朝覚醒がよく見られます。
対処法としては、睡眠時間にこだわらず自分に合った
睡眠時間を見つけることや、リラックスして過ごすこと、
生活習慣の改善があります。
必要なら専門家に相談し、適切な治療を受けましょう。