うつ病と双極性障害の違い。症状や治療法の異なる2つの疾患                     

うつ病と双極性障害の違い。症状や治療法の異なる2つの疾患                      うつ病

うつ病と双極性障害は何が違うのか?

うつと双極性障害の何が違うのか   

双極性障害の解説をします。

鬱と双極性障害の違いは何ですか?

ブログを読むことで理解できます

うつ病は単極性うつ病ともいい、
気分が落ち込んだり、
やる気がなくなったり、
眠れなくなったりといった
うつ症状だけがみられますが、


双極性障害は
うつ状態と躁状態または軽躁状態を
繰り返す病気です。

 多くの双極性障害の患者さんは
うつ状態で受診しますが、
その後、躁状態を発症して

はじめて双極性障害と診断されます。

​双極性障害 どんな人がなりやすいか?

 肥満型の体格の人と循環性性格の人に
多くみられます。

 循環性性格の人の特徴は、社交的、
善良、親切、人情味

ユーモア、活発、性急、静か、穏やか、
気重、柔和などです。

 身体疾患

転職、昇進、退職、転居、異性関係、
近親者の病気や死亡、

妊娠、出産などが要因となることがあります。

​気分障害はうつ状態だけが続く
「うつ病」と、躁(そう)状態と

うつ状態が繰り返しあらわれる
「双極性障害」に分けられます。

双極性障害1型と双極性障害2型

双極性障害1型は躁の症状がはっきりわかる
ほど激しく、

社会生活に支障をきたすことがあります。

双極性障害2型は躁状態が1型よりも
軽く短いことが特徴です。

躁状態の症状

躁状態では、やる気に満ちエネルギーに
溢れているため、

どんどんアイデアが生まれたり新しいことを
始めます。

基本的にはとても上機嫌ですが、
すぐ気が変わってしまったり、

ちょっとしたことでひどくイライラして
怒りっぽくなります。

あまり眠らなくても元気なため休まずに
行動したり、

ひどい場合には浪費や暴力などによって
トラブルを引き起こしたり

人間関係を悪化させる場合があります。

躁状態の場合、本人は「これが本来の自分」
と感じて病気の
自覚がないため、なかなか受診しません。

躁状態とうつ状態を何回か繰り返すうちに
客観的に捉えるようになりますが、

長い時間がかかるためその間にさまざまな
問題や困難を経験し、最悪なケースになると
生活や人間関係が至ることがあります。

そうなる前に治療に結びつけるためには、

病気について理解をしておくことが
とても大切です。

気分障害は、気分が過度に落ち込んだり
高揚する状態が一定期間続き、

日常生活に支障が出る病気です。

まとめ

うつ状態だけが続く「うつ病」と、
躁(そう)状態とうつ状態が繰り
返しあらわれる

双極性障害」に分けられ、
病気の性質も治療も異なります。

うつ病での「うつ状態」は、
“強い気分の落ち込みや、

物事に無関心になり何もやる気が起こらない
状態が一日中ずっと

ほとんど毎日、2時間以上にわたって続いた
状態”をさします。

うつ病も双極性障害も再発率の高い病気です。

少しでも社会生活に支障を感じたら、

早めに精神科や心療内科を受診することが
大切です。

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